タトゥーや刺青があることによって、入場できない施設があったり、周囲に気を遣わなければいけないこともあるかと思います。
ここでは、タトゥーや刺青の隠し方と隠さなければならないシーンについてご紹介します。
タトゥーや刺青を隠すとき
強い気持ちの元で入れたタトゥーや刺青でも、その後に迎えた人生の転機によっては、タトゥーや刺青が日常生活を困難にすることもあるかと思います。
例えば、就職をすれば健康診断を受けるときに着替えをする必要もありますし、宿泊を伴う社員旅行では、上司や同僚と入浴をするかもしれません。そして、結婚をするときには女性であれば肩や背中が開いたウェディングドレスを着るかもしれませんし、男性でも女性でも子供ができれば一緒にプールや温泉を楽しみたいと思うこともあるでしょう。
タトゥーや刺青を入れている人に対して、残念ながら誰もが好意的な立場ではありません。シーンによっては、タトゥーや刺青を隠す必要が出てきてしまうのです。
化粧品で隠す! タトゥーと刺青
舞台などで使われているドーランや肌のシミや傷痕を隠すコンシーラーを使って、一時的にタトゥーや刺青を隠すことができます。
タトゥーを隠す専用のファンデーション
タトゥーやあざ、傷痕などを隠すためのファンデーションが販売されており、汗、水、皮脂などにも強いため、どんなシーンにも使用することができます。
ドーラン
汗をかきやすい環境でも安心して使えるドーラン。プールや温泉のように完全に水やお湯に浸かるようなシーンには不向きですが、多少の水しぶきを浴びても落ちないので、雨の日でも使うことができます。
コンシーラー
カバー力の高いコンシーラーであれば、タトゥーや刺青を隠すことも可能です。商品によっては、プールや温泉に入れるくらい水に強いものもあるので、まずは自宅で耐久性を確かめるために使用してみましょう。
テープを貼って隠す! タトゥーと刺青
タトゥーや刺青の大きさによっては、肌色のテープを貼ることで、隠すことができます。テープであれば肩や背中でも簡単に貼ることができるので便利です。
ファンデーションテープ
傷痕を隠すために使われるファンデーションテープは、厚みが数ミクロンと、とても薄く目立ちにくいのが特徴。多くの場合、防水性に優れていてプールや温泉に入るときにも使えます。また、水を浴びる可能性のないときには、テープの上からファンデーションを塗るとより目立たなくなります。
テーピングテープ
テーピングテープの中には目的によって水泳競技にも使うことのできる防水性に優れたテープがあります。ただし、傷痕を隠すような目的で作られてはいないために、タトゥーや刺青に対するカバー力は少し弱くなってしまいます。
絆創膏
どこに貼っていても違和感の少ない絆創膏。防水性の優れているものもあれば、肌が透けない布地タイプのものもあるので、タトゥーや刺青の大きさやシーンによって、選ぶことができます。
一時的にタトゥーや刺青を隠すことは可能ですが、部位によっては人の手を借りる必要もありますし、手間がかかります。隠さなくてはいけない頻度が高いのであれば、クリニックで除去をすることも検討すると良いでしょう。